コンビニにて
夕食前の母とのドライブ。コンビニの駐車場で休憩。
飲み物でも買おうと店内に入ろうとすると、見たことがあるような子どもの顔。一瞬目が合ったが、そのまま中へ。
品物を選んでいると、少し離れたところで小さな声。
「エト先生じゃない?…」「何?聞こえない」「あそこにエト先生が…」
声の方を見ると、先ほどの子ともう一人。
二人とも教えたことのある男の子のようだ。
「こんにちは」と言って、手を挙げる。
「ほうら、やっぱりエト先生だろ。」「先生、お久しぶり。」
「○○君、元気?よく覚えてくれていたね。」
「理科の先生、忘れないよ。」
一昨年の春から夏、3か月だけ病休代替で勤めた学校で彼らと出会っていた。今と同じで5年生3クラスの理科の授業を担当していた。
短期間、週3時間だけの授業。それでも、私を覚えてくれていたこと、声をかけようとしてくれたこと、うれしかったあ。子どもは成長が早いから、しばらく会っていないと町中では気づきにくいもの。2人とも4月からは中学生。たくましくなっていた。
ちょうど「メダカのたんじょう」の学習をいっしょにしたよなあ。その時、家でも飼い始めたメダカは今でも元気に泳いでいる。宿泊で臨海学校の引率もしたなあ。キャンプファイヤー、楽しかったな。
当初の話では継続勤務になる可能性大ということだったが、病休中の先生が急に復帰することが決まり、子ども達にもなれたところでサヨナラ。別れの挨拶では大泣きしてしまったなあ。
車の中から見ていた母も気づいた様子。
「教え子さん? うれしいねえ。」
ホントうれしくて、辞められないなあ。


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